ケミカルシックネス化学用剤病を知ってい

ケミカルシックネス化学用剤病を知っていますか?

柔軟剤等の多用によるケミカルシックネス化学用剤病と言う病気を知っていますか?

柔軟剤等の多用により、皮膚湿疹、肝機能障害、時には重篤な喘息発作を誘発して、命の危険に発展することもあります。

これは、柔軟剤等に含まれる化学用剤が、皮膚の湿疹や蕁麻疹、時には重篤な肝機能障害や喘息発作などを誘発して、最悪の場合は、生命の危険にまで発展すると言う病気です。

日本では、まだ報告例はそれほど多くはないようですが、潜在患者数はかなり多いと考えられます。私の拝見している患者さんの場合、最初赴任先の工場の煙本人談に始まり、湿疹と喘息発作を繰り返すようになり、転居により一時的に症状軽快。しかし、まもなく、今度は柔軟剤に対して強いアレルギー症状と慢性的な体調不良が出現するようになり、今では、同じ室内に柔軟剤を使った下着や衣服を着けている人がいるだけで、激しい喘息発作と呼吸困難を起こすようになってしまい、その度に救急車のお世話になるようになってしまいました。勿論、この患者さんは、室内の芳香剤についても、ほぼ同様の過敏症状と体調不良を訴えます。

女性であれば、誰でも口臭エチケットケア対策として普通に使用している下着の柔軟剤芳香剤が、もしかしたら、あなたの周りの人の重篤なアレルギーや長期に渡る体調不良を引き起こしているかも知れません。勿論、同じ洗濯機で衣服を洗っている男性も、例外ではありません。

一方でこれは、今もっぱら話題になっているタバコの伏流煙どころではないかもしれません。もしかしたら、伏流煙アレルギーや体調不良と思われているものの中にも、少なからず、このケミカルシックネスが含まれているかも知れません。もっとも、タバコによる健康被害自体も、広い意味では、ケミカルシックネスそのものなのですが。

大切な事は、どちらが良い悪いではなく、皆さんが、少しそう言う意識を持って周りを見回して見て下さい。

あなたの周りに、苦しそうに咳をしている人はありませんか?

あんべハートクリニック

安倍次郎

jp

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