これを思うところ 核兵器禁止条約篇

この記事のことは呟いてはいますが、あらためて日記にも書きます。

この記事に関するつぶやきの多くは、核保有国が署名しないなら意味がないとか、日本はアメリカの核の傘に入っているから署名できない。やるだけムダ的な、後ろ向きコメントで溢れていました。

それらのコメントを寄せた人達があてにしているのは、核兵器があるから、あるいは核の傘があるから核攻撃を受けないで済んでいるという核抑止論です。

はっきり言ってそんなものは、核保有国が作り出したご都合主義的インチキ理論です。

核武装して核攻撃を防ぐ事が出来るなら、なぜ北朝鮮核武装してはいけないのでしょう?

核抑止が機能するのなら何ら問題ないはずなのに?

そもそも北朝鮮を除く現状の核保有国は許されるけど、他の国は持ってはダメとか言ってる時点で理論的に破綻しているのです。

保有が核使用の抑止にではなく、他国に対する威嚇として使われる場合は抑止論は破綻すると昔から言われたことです。現時点で北朝鮮が核を保有したことでそれを体現しています。

それを解決する唯一且つ確実な方法が核兵器をなくすことです。

そもそもお互いが銃口を向け合っている状態(核兵器保有している状態)が、均衡を保つ平和的手段と言えるのでしょうか?

■核禁止条約、署名50カ国に 河野氏「コメント控える」

(朝日新聞デジタル - 09月21日 10:47)