笑いの一番の源泉は会話

「臨床リウマチ」という雑誌に近畿大学医学部堺病院で行われた笑いに関するアンケートの概要が載っています。

それによると、何で笑うのかという質問に対して、最も多かったのは会話をしているときだそうです。また慢性疼痛の人はそうでない人に比べ笑う頻度が少なく、医師や患者の間でもっと笑いが必要だと感じる傾向が強いそうです。

やはり笑いの一番の源泉は会話です。また慢性の疼痛はQOLを下げてしまいます。疼痛に対する医療的措置も大切なのは言うまでもありませんが、一方で心のケアもまた大切です。会話がケアになる可能性もあります。笑いが医療の現場にも広がっていけばいいと思います。

ちなみに、このアンケートによると、全体では会話をしているときに最も笑うという回答が多かったものの、男性に限定すると、会話よりもテレビやラジオを視聴しているときだったようです。男性は女性に比べて人づきあいが苦手な傾向がありますが、男性こそ何気ない世間話を大事にしてみても良いのかもしれませんね。まあ自分も雑談は得意ではないのですが…